2014年10月31日金曜日

バンドの今後について

 以前に活動していた時、作業していたパソコンがいきなり壊れてバックアップ取っていなくて、いやそもそも作業に時間をかけすぎなのがいけないんだけど、結局CDの完成を期日に間に合わせられなかったということがあった。
 それ以来、もともと僕は期限ギリギリにエネルギー大爆発するタイプなんだけど、メンバーは全員コツコツ少しずつ進めるタイプなので、このバンドに関してはとにかく前倒しで物事を考えて、慎重に進めるように心がけている。

 今回のCDについては僕が録り貯めていた曲に、ボブがバッキングのギターを録り直して、ミックスとマスタリングをやり直して、あと少し曲を足して、完成しようと思っている。その作業もかなり進んできていて、僕の手元にはほぼ完成という状態の曲が揃ってきている。
 ここでパソコンが爆発したり僕の腕がへし折れたりしなければ大丈夫だと思うんだけど…。
 
 失敗する可能性を考えていくと、最大の原因は僕の性質にある。「全部録り直し病」にかかってしまうのだ。録りが終わった段階でそれをipodなどに入れて何回も聴くので、「こりゃダメだ、こんなの人に聞かせたら末代までの恥だ…」みたいな気持ちになってくる。たとえば「リズムと音程を正しく弾く」みたいな分かりやすい尺度があればがいいんだけど、僕のいつも陥るのは「なんか違う」とか「感情が伝わらない」という曖昧なところだ。
 それで全体に余裕がなくなったり、完成がギリギリになってしまったりしては困る。もう今回は「その時いいと思って弾いたんだからこれでいいんだ」と思うようにした。弾いた瞬間の気持ちなんてきちんと覚えてはいないし、弾き直したらその直後は「きれいに直って良かった」と思うかもしれないけど、あとで冷静になって両者を比べたらどっちがいいかは分からない。
 それに、うちのバンドの場合はどんどん色んな曲を録って細々とでも活動を続けていくのがいいと思う。そして、一音とか二音にこだわるよりは、自分でも色んな曲を弾いた方が楽器や編曲が上手になれる気がする。

 …というわけで、いま録り直すのは最小限の5〜6箇所にしようと思っている。
 この三連休でメドレーの曲を録って、あとできればもう一曲やりたいけど、二次元人が無理そうだったら自分でミックスもやっちゃおうと思っている。こうして12月初旬くらいに完成し、CDをプレスに出したい。
 もうCDRを焼いて、ジャケットをプリンターで出してカッターで切って…ってやりたくないのです。自分の体が空くのは平日も土日も22:30以降で、それ以前は完全に長女に拘束されているので、そんなに遅くから内職みたいなことはできないよー…

 二次元人にはコミックマーケットに応募してもらっている。その当落が明日出るらしい。それを目指して作っていたのはあるけど、落ちてもとにかく同じペースでCDの完成までは進もうと思っている。気が抜けてもいけないからね。
 
 さて、それでできたCDを何枚作るかが問題だ。
 先週の日曜日、M3という音楽系のイベントに行ってきた。娘と遊ぶ約束をしていたので、会場には20分しかいなくてすぐ帰ったけど、雰囲気は知ることができた。
 いやー、びっくりした。レトロゲームでやっている人が以前に比べて少ない!なぜー?
 まあ好きでやっている以上、流行っているかどうかは全然関係ないし、以前もすごく好きになってくれる人が少しいて…というバンドだったけど、さすがに心配になりました。

 で、他に流行っているジャンルの、ボーカロイドとかビジュアル系とかアイドルとかのブースも覗いてきたけど、やばい!
 コスプレなどの格好をした人がガンガン客引きをしていて、迫力がすごい!気を抜いたら吸い込まれてて、ハッと気がついたら地下アイドルの、舞台がせり上がってくるときの下で歯車をぐるぐる回す一員とかになってそうだ。
 ああいうものと、僕らみたいなファミコンの音楽を弾いてますみたいなのが同じフロアにあって、こっちに人が来るのか、と。
  
 心配ばかりしていてもいけない。きっとファミコンの音楽好きな人は今も好きなはず。そして、アイドルとかコスプレに異様な迫力を感じたのも、僕が女の人を苦手なだけだと思うことにしておく。
 そういえば以前、ボブと新宿のトルコ料理屋に入ったらちょうどベリーダンスの人が来て店内で踊ったことがあった。ベリーダンスって、水着みたいな衣装で、腰をぐにゃぐにゃ動かすでしょう。ドラクエ3の、アッサラームの町で夜にやってるやつ。
 僕はまともに顔を上げられず、せっかくおいしいエスニック料理を食べに来ているのに、給食を残さず食べるよう強要されている小学生みたいな気持ちで下を向いて食べました。そういえばその時、ボブはお酒飲んでニコニコしながらダンスを眺めていたなぁ。あいつめ!

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